フィールドワーク(33)2011/06/28 09:44

先日訪問した武蔵小山のSherry's Burger Cafeから
歩いて30歩ほどのところ、偶然、瀟洒なカフェを発見した。


アマメリア外観


AMAMERIA ESPRESSO(アマメリア エスプレッソ)

これまで数多くのカフェ巡りをしてきたが、デザインや内装、
雰囲気という面では、確実に私のナンバーワンである。

アマメリア内装2


シンプルで飾り過ぎず、かといってポイントとなるところではレンガを壁に埋め込む等、
ソフィストケートされた演出が洒落ている。

店内奥にアップライトピアノがあり、その上にマイスターズ資格や
Qグレード資格、SCAAのカッピングジャッジ資格の証書が額に入れられ置いてある。


アマメリア・テーブル


テーブルの上に飾られた小さな花器は、ここだけトリミングすると明らかに
和のテーストだが、清潔感があり、店全体のイメージとマッチしている。


アマメリア内装

入り口近くに置かれた焙煎機は、メーカー出荷のままの色を塗っていないスタイルだが、武骨な感じは全くない。

そのすぐ前に販売コーナーを設け、購買者の興味を惹き付けている。
バックの打ち放しのコンクリートにも上手に溶け込んでいる。

前払い式システム。
店名から想像するに、エスプレッソ中心の店であろうと、
カプチーノをオーダー、430円。

アマメリア・カプチーノ


次に入ってきた客がドリップコーヒーを注文、
コーノ式ペーパードリップで丁寧に淹れており、
エスプレッソだけの提供ではないことがわかった。

メニューの中にある、"ホットコーヒー"がおそらくドリップコーヒーのことであろう。


アマメリア・メニュー


挽き売りは、ブレンドが2種、ストレートが8種あり、
これらを説明するチラシにもセンスが感じられる。

アマメリア・豆紹介


アマメリア・豆紹介2


エル・サルバドルのCOEとブレンド・ルージュを100gずつ購入。
最近、見かけるようになったジッパー付きの袋に入れてくれる。
焙煎日を明記しているのも、消費者にやさしい心遣いだ。


アマメリア豆


すると、豆を購入したお客様には、好きなコーヒー一杯をサービスしているとのこと、
さらに好きな豆を選んで良いという、徹底したサービスぶり。
お薦めを聞き、ケニア・ガクンドゥをドリップで淹れてもらう。

アマメリア・ドリップ



抽出量がやや多く、薄めの印象だが、フルーティーで華やかなケニアらしい
味が充分感じられた。
ドリップコーヒーは380円。スペシャルティコーヒーオンリーの店ではかなり安いプライシングといえる。

ネット販売も行っており、挽き売りをメインに考えているのであろうか。

夫婦お二人で運営しているようで、接客もとてもよく、
必ずやまた勉強に訪れたいと思っている。


アマメリア・外観2



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