配管・床工事 ― 2011/11/25 09:18
今回は、置き床工法を採用している。
根太を組んでその上に板を張る工法と違って、
通気性が良く、遮音性が高いのが特徴だそうだが、
根太を組んでその上に板を張る工法と違って、
通気性が良く、遮音性が高いのが特徴だそうだが、
この工法を選んだ最大の理由は床の高さを抑えられことにある。
これまで図面が更新されるたび、私は数々の我儘を披露し続けてきた。
・厨房から客席に出るときの段差をできるだけなくして欲しい。
この要望(我儘)を実現しようとすると、客席側の床の高さを
厨房のそれにできるだけ合わせようという計画になる。
しかし、大命題として
・車いすやベビーカーでもストレスなく入店できるよう、入口はスロープにしたい。
ということがあり、
客席を高くすると、入り口の高低差が大きく、スロープ仕様ができなくなってしまう。
階段を二、三上がって入店という店舗は良くあるが、
できるだけなだらかなスロープを実現したいのだ。
そこで、
設計の吉村さんが考えに考え抜いて採用したのが置き床工法だったのである。
この工法だと、写真の通り、手前客席側カウンターからの排水管が床の下をスムーズに
通過でき、厨房の床の高さもあまり上げずに済むのである。
通過でき、厨房の床の高さもあまり上げずに済むのである。
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