アルパカ牧場2010/05/06 15:11


alpaca

那須のアルパカ牧場へ。中にはおよそ400頭が飼育されており、給餌することができる。
えさ代は200円。よく食べる。


アルパカの毛色は様々で、また色々な表情がある。


CMで一躍人気者になったアルパカだが、全てがこのような愛くるしい表情で、ふかふかの毛並みというわけではない。

牧場の出口近くに陣取っていた何頭かはあきらかに人相が悪く、
機嫌も悪かったのか、えさをあげている最中につばを吐きかけてくるものがいたので
要注意!! 



とはいえ、たいていのアルパカたちはおっとり、ゆるやかで見ているだけで人を癒してくれる。
日曜の午前中の訪問、混雑もさほどなく、アルパカと十分に遊べる良い牧場であった。


那須アルパカ牧場
〒329-3223 栃木県那須郡那須町大字大島1083番地
TEL 03-3982-5813 FAX 03-3982-5820
営業時間:AM10:00~PM16:00
定休日 :木曜日(木曜日が祝祭日の場合は営業)
入場料金:大人800円 中高生600円
子供400円(5才以上)

VIRONのパン2010/05/10 09:13


渋谷・東急本店前のVIRON(ヴィロン)へ。パン好きには有名な店で、1Fが販売、2Fが
レストランになっている。
天気の良い日はここでサンドイッチを買って、東急の屋上で食すのが気持ちがいい。





本日のタルティーヌ、ナスとドライトマト。399円。
噛むごとに小麦のうまみがひろがっていく、至福の時間。
VIRONとはフランスの小麦粉のメーカー名だそうだ。水も仏産のコントレックスを使っていて、フランスの味を忠実に守ることにこだわっている。





妻はフォッカチャドゥミ(右)221円、比較的やわらかめの生地にチーズが入っている。(右)コンプレノアドゥミ 252円。ハード系のパンは、本当にひと口、ひと口噛むたびに口の中で味と香りが広がっていく。くるみもまたたくさん入っているところがいい。

機会があれば話題の朝食にチャレンジしたい。



ICEPANのアイスクリーム2010/05/10 11:15



目の前でアイスクリームを作ってくれるというお店がハリウッドから上陸したという。
外苑前のICEPANへ。

私が注文したのは、ローファットミルク、ストロベリー味、ストロベリートッピング。

ミルクにイチゴとオリゴ糖を入れ、ブレンダーで撹拌、できあがったものを調理台
(ICE PAN)に広げると、一瞬にして液体が固体に!!
2本のへらを上手に使って練るようにまとめあげ、完成。

ひとくち食べて感動。さわやかでヘルシー感があふれるも味は濃く、
イチゴの酸味と甘味がしっかりと感じられる。
アイスクリームでこれほど感激したのは、その昔、Hobson'sに並んで食べたときと
西荻窪のぼぼり以来であろう。
しかし、どちらもアイスクリームは作り置きで、注文に応じて果物等をその場でブレンドするという、当時はまさにその新鮮な手法と味覚に感動したのであって、こちらはアイスクリームをいちから目の前で作るというのだから、感嘆の度合いが違うのだ。


ミルクは無調整、低脂肪、無脂肪、豆乳の4種類から選べる。

妻は豆乳、玄米、カラメルソースをチョイス。
これがまた昔懐かしい、麦こがしのような味で美味。何よりローカロリーであるのがうれしい。

個人的にはコールド・ストーン・クリーマリーより、無添加、無着色など素朴でヘルシーさをセールスポイントとしているところがずっと良く、マスコミであまり話題になっていないのが不思議である。

これからの季節、取り上げるメディアも多々でてくるであろう。





お店に置いてあったカード。

ちなみにこの店は ICEPAN 青山アブラッチオ店というが、アブラッチオという店自体は閉店している。

コーヒー講座1-(1) 手焙煎2010/05/11 14:22




本日から各種講座通いが始まる。
まずはこの本の著者でコーヒー焙煎人の肩書を持つGLAUBELL(グラウベル)代表の
狩野知代(かの ともよ)氏の講座。
連続3回講座の第1回。前半1時間はコーヒーの産地、品種、精製方法などを学ぶ。

後半は生豆を実際に手で焙煎し、抽出する。
焙煎の所要時間は5~7分。私のものはやや焙煎時間が足りなかったようで、色が若干薄い。



これが実際に生豆を焙煎したもの。品種はコロンビア。

焙煎や抽出の具体的方法はこの本に詳しいが、コーヒーは焙煎の塩梅、お湯の温度、
抽出の時間などで味が変わってくるという。
またよく豆は焙煎したてよりも2-3日後が最良というが、焙煎直後の豆には焙煎直後にしかない味があり、そうした変化を味比べてみるのも、コーヒーの楽しみ方のひとつだと狩野氏はいう。

コーヒーの楽しみ方に決まりはない、自分なりの楽しみ方、味わい方を見つけてほしいという氏の言葉はたいへん参考になった。
手焙煎スタイルでコーヒーを提供する店があることは本などで知っていたが、実際に可能であることを実感した講座であった。
第2回目も楽しみである。

コーヒー講座2-(1)カッピング2010/05/17 11:42

大手コーヒーメーカーの主催する連続3回講座の第1回。


13:30~16:00まで休憩なしで開催。最初の1時間程度はパワポを使っての講義でアイコンタクトや質問もなく、眠気を誘う。プレゼンターとしては失格の部類で、今時、学生のゼミ発表でもこんな一方通行のプレゼンはしない。3回連続で12,600円もの受講料を取っている以上、工夫すべきである。

さて、後半はカップテスト。カッピングともいい、コーヒーの味、香りを客観的に評価するための手法である。
その手順をまとめておきたい。


粗挽きの豆


用意するものは、耐熱グラス(家庭ではコーヒーカップで良い)とスプーン、それを洗う用の水。また、舌が麻痺した時の飲み水も用意、これは冷水ではなく、常温水だそうだ。

豆は粗挽きで10g。

カッピングの方法は、ここでは4種のコーヒーを2種ずつに分け、互いに比較しながら進めるというものであった。
組み合わせは、カネフォラ(ロブスタ)種インドネシア産ジャバ VS アラビカ種インドネシア産トアルコトラジャ、もうひと組は水洗式コロンビアVS非水洗式ブラジル。

手順
(1)豆の外観、特徴をよく見る。
(2)粉を10g計り、グラスに入れる。香りを嗅ぐ。
(3)熱湯を180CC注ぐ。その時の香りも嗅ぐ。3分待つ。
(4)3分後、スプーンで軽く撹拌しながら、香りを嗅ぐ。さらに3分。
(5)表面の泡を取り除く。
(6)スプーン半量ほどのコーヒーをすするようにして口に含む。口をすぼめて一気に音をたて強く吸い込む。液体をできるだけ霧状にすると香りや味を感じやすい。舌の上で転がすように味わう。口に含んだコーヒーは捨てる。
(7)記録紙に評価を書き込む。

spoonですする

4種どの豆にも特徴があり、違いがあるのは誰にでも判る。しかし、難しいのはその特徴を、味、香りをいかに表現するかなのだ。これは何度も試して経験を積まないとできないことであることを実感した。
この講座の判断項目は以下。

豆の特徴・外観
香り
味 (酸味/苦み/甘み/口あたり/後味)
総合

因みによくものの本や店頭では以下のような項目、表現を目にすることが多い。

酸味……明るい、爽やかな、フレッシュな、柔らかい、オレンジのような、ぶどうのような、柑橘系
甘み……チョコレートのような、クリームのような、蜂蜜のような、キャラメルのような
ボディ(口に含んだときのコクや口当たり、舌触り)……細やかな、豊かな、しっかりとした、豊かな、ベルベットのような

そのほかに、フレグランス(粉自体の香り)、アロマ(抽出時の香り)、バランス、後味を表現する形容も多々あり、頭ではなく、身体に身につけるのは場数しかないであろうと思う。