外壁塗装完了2012/01/18 19:36

外壁の塗装。昨日の下塗り後、本日が本塗り。

外壁塗装1

外壁塗装3

通常なら1日で済む作業だそうだが、現在の気候の状況は湿度がないので、塗ってもすぐに乾いてしまい、あまり上手くいかないのだそうだ。
素人目には快晴で乾いた空気が最良だと思っていたが、実はそうではないのである。

内外装合成樹脂エマルション系薄付け仕上げ塗材

壁塗りに使っている材料は、ジョリパットというもの。これは、内外装合成樹脂エマルション系薄付け仕上げ塗材のことだが、そう言われても何のことかはわからない。

要はこの塗装材で、どう仕上げるかが肝要で、設計の段階で吉村さんから提案があった。
カタログを見せられ、実にたくさんの塗装手法から吉村さんが選んだのが、
マイルドランダム法というものであり、私もひと目見て気に入ったものだった。

これは、ただ塗るのではなく、コテ跡をところどころ残し、そのコテ跡をデザインとして表現する手法で、いわば、塗る職人さんの感性が如実にあらわれるやり方なのである。

下塗り後の本塗りはやり直しがきかない一発勝負だ。

左官職人さんたちとの打合せで、ランダム手法なので、規則性がないように、扇形はできるだけゆるやかに、ところどころ遊びがあっていい、等とわがまなな要望を言いたい放題言ったのだが、まあ一回塗ってみましょうということですぐに作業に入った。

最初のひとコテが塗られたときは、緊張が走った。

が、心配は杞憂であった。
この道ひと筋の職人さんは、やはりプロ中のプロであった。

仕上がりには、120%満足している。
外壁が乾いて固まれば、看板とファサードをつける予定である。

ランダムマイルド仕上げ


昨日は、水道が開通。
カウンターのシンク。製氷機も稼働。

カウンターのシンク


キッチンの業務用2槽シンク。

2槽シンク


キッチンの棚は、システムキッチンを全て組み込むと、非常に高価なので、
省けるところはできるだけ安くあげようと、ガスオーブンを載せる台は
市販のワイヤーシェルフを使うことにした。

ガスコンロ

ワイヤーシェルフ


組みあがってしまえば、何のことはない、よくあるワイヤーシェルフだが、
メーカーの違いで寸法が大きく異なっており、購入には時間を要した。

この棚を入れるサイズは、きっちり60センチで、1mmの余裕もなく設計されている。

最初、アイリスオーヤマ製の「メタルラック」を島忠で見て、幅約60センチ、奥行き60センチのものが適当と思ったのだが、幅約60センチは正確には61センチ近くあり、ぎりぎり収まらないことがわかり、断念。

次にオリンピックへ移動し、「ルミナス」ブランドを見てみると、幅59センチという棚を発見、これで奥行き60センチがあると良かったのだが、最大で46センチしかなく、少し足りない。
そこで、60センチ幅で奥行き30センチをふたつ組み合わせることで解決を計ったのだが、
また少しでも安く済ませるために、面白いことに気付いたのだった。

幅59センチ、奥行き29.5センチの棚を3段組みで、4本のポールとともに全てバラで揃えようとすると、費用は約7千円。

ところがセット品というものがあり、このサイズは、幅59センチ、奥行き34.5センチで、
棚も3段分付いていて価格は3千円である。バラ製品との違いは、セット品の方が棚の作りが弱く、耐荷重が大幅に少ないのである。

それでもガスオーブンを載せるには充分なので、このセット品をふたつ入れられれば問題ないのだが、奥行きが69センチとなり、作業に支障をきたす。

最終的にこのセット品と、バラの奥行き29.5センチ製品を組み合わせることになり、万事解決。結局一日がかりの大騒動となったのであった。