仕事始め ― 2012/01/04 19:13
カウンター ― 2012/01/09 19:34
カウンターの塗装が終了。
エントランスまわりにタイルが貼られた。
入り口の傾斜がややきついのは設計通りだが、それでもベビーカーや車いすが
ストレスなく出入りできるエントランスが実現したのは、設計の吉村さんの
おかげであり、これでまた完成に一歩近づいたので、感慨深いものがある。
ここのところ、毎日、家具探しを続けているが、理想通りのものがなかなか見つからない。
ソファは北欧風の、アームが細めで木製のものをいれたいと思っており、
先日、ILLMUSでデザインと予算が合致したなかなか良いものを見つけたのだが、
納期が2か月先とのことで断念、もうそろそろどこかで妥協点を見出すしかないと
考えている。
入り口ドア ― 2012/01/16 19:33
外壁塗装完了 ― 2012/01/18 19:36
外壁の塗装。昨日の下塗り後、本日が本塗り。
通常なら1日で済む作業だそうだが、現在の気候の状況は湿度がないので、塗ってもすぐに乾いてしまい、あまり上手くいかないのだそうだ。
素人目には快晴で乾いた空気が最良だと思っていたが、実はそうではないのである。
素人目には快晴で乾いた空気が最良だと思っていたが、実はそうではないのである。
壁塗りに使っている材料は、ジョリパットというもの。これは、内外装合成樹脂エマルション系薄付け仕上げ塗材のことだが、そう言われても何のことかはわからない。
要はこの塗装材で、どう仕上げるかが肝要で、設計の段階で吉村さんから提案があった。
カタログを見せられ、実にたくさんの塗装手法から吉村さんが選んだのが、
マイルドランダム法というものであり、私もひと目見て気に入ったものだった。
これは、ただ塗るのではなく、コテ跡をところどころ残し、そのコテ跡をデザインとして表現する手法で、いわば、塗る職人さんの感性が如実にあらわれるやり方なのである。
下塗り後の本塗りはやり直しがきかない一発勝負だ。
左官職人さんたちとの打合せで、ランダム手法なので、規則性がないように、扇形はできるだけゆるやかに、ところどころ遊びがあっていい、等とわがまなな要望を言いたい放題言ったのだが、まあ一回塗ってみましょうということですぐに作業に入った。
最初のひとコテが塗られたときは、緊張が走った。
が、心配は杞憂であった。
この道ひと筋の職人さんは、やはりプロ中のプロであった。
仕上がりには、120%満足している。
外壁が乾いて固まれば、看板とファサードをつける予定である。
昨日は、水道が開通。
カウンターのシンク。製氷機も稼働。
キッチンの業務用2槽シンク。
キッチンの棚は、システムキッチンを全て組み込むと、非常に高価なので、
省けるところはできるだけ安くあげようと、ガスオーブンを載せる台は
市販のワイヤーシェルフを使うことにした。
組みあがってしまえば、何のことはない、よくあるワイヤーシェルフだが、
メーカーの違いで寸法が大きく異なっており、購入には時間を要した。
この棚を入れるサイズは、きっちり60センチで、1mmの余裕もなく設計されている。
最初、アイリスオーヤマ製の「メタルラック」を島忠で見て、幅約60センチ、奥行き60センチのものが適当と思ったのだが、幅約60センチは正確には61センチ近くあり、ぎりぎり収まらないことがわかり、断念。
次にオリンピックへ移動し、「ルミナス」ブランドを見てみると、幅59センチという棚を発見、これで奥行き60センチがあると良かったのだが、最大で46センチしかなく、少し足りない。
そこで、60センチ幅で奥行き30センチをふたつ組み合わせることで解決を計ったのだが、
また少しでも安く済ませるために、面白いことに気付いたのだった。
幅59センチ、奥行き29.5センチの棚を3段組みで、4本のポールとともに全てバラで揃えようとすると、費用は約7千円。
ところがセット品というものがあり、このサイズは、幅59センチ、奥行き34.5センチで、
棚も3段分付いていて価格は3千円である。バラ製品との違いは、セット品の方が棚の作りが弱く、耐荷重が大幅に少ないのである。
それでもガスオーブンを載せるには充分なので、このセット品をふたつ入れられれば問題ないのだが、奥行きが69センチとなり、作業に支障をきたす。
最終的にこのセット品と、バラの奥行き29.5センチ製品を組み合わせることになり、万事解決。結局一日がかりの大騒動となったのであった。
看板取り付け作業 ― 2012/01/20 19:30
昨日、テント(ファサード)が取り付けられた。
本日は、降雪の中、看板取り付け作業を敢行。
私は順延を申し出たが、吉村さんがどうしても今日やるというので、
看板製作担当のアトリエ・ベガさん、デザイナーの屋良さんも作業に立ち会う。
まずは、袖看板。
付ける位置を遠くからも見て確認。
あまり高いとファサードとかぶってしまうので、
下げられるギリギリの高さを全員で見て、決める。
次に正面看板。
正面看板は鉄製の切り文字。固定するための穴を空ける作業からスタート。
下地となった原稿をセットし、正確に穴を空ける位置を決めていく。
下地となった原稿をセットし、正確に穴を空ける位置を決めていく。
切り文字をまとまった単語単位で、水平、垂直レベルを確認しながら固定していく。
雪の中で、微妙な傾きを調整するのに、非常に苦労した。
手はかじかみ、極度の冷えが神経を鈍らせるのだ。
東京地方で発令された35日間連続という過去三番目に長い乾燥注意報は、
きょう解除されたわけだが、正面看板を取り付けた日が大雪だったことは
私には忘れられない良き思い出となった。
この正面看板を照らすライトの取り付けが終われば、外回りの工事は終了である。
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