イル・プルー(1) ― 2010/10/08 10:54
イル・プルーの第1回目は「ベイクド・チーズケーキ」
この講座は4月開講のため、受講者のほとんどは折り返し点(11回目)であるが、
私は10月開講生なので、第1回となる。
この講座は4月開講のため、受講者のほとんどは折り返し点(11回目)であるが、
私は10月開講生なので、第1回となる。
講師は椎名眞知子氏。テキストは以下、市販もされている。
『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌの焼菓子教室』柴田書店/1996年
「ベイクド・チーズケーキ」の材料はクリームチーズ、卵黄、牛乳、レモン汁、
薄力粉、生クリームなどで、いわゆる湯せんで焼き上げるスフレタイプのもので、
他とあまりかわらないであろう。
イル・プルーがこだわっているのは、メレンゲで、
卵白を1-2週間20℃以下の場所で寝かし、
さらりとさせた、いわゆる水溶化させたものを使うのである。
これにより泡立ちや完成した時の歯触りがまったく異なるという。
さて、完成したチーズケーキは驚くほどふんわりとしており、口どけがいい。
出来立てよりも一晩寝かせた方がしっとり感がでて良いように思われる。
コーヒーに合わせるには、少しあっさりしすぎている感もあり、もう少し
コクを表現すべく、他のレシピも参考に試作をしなければならない。
この教室では全20回のうち、6回、リキュール日という懇親の場が設けられている。
講師に気軽に質問をし、生徒同士も交流して欲しいという趣旨だそうで、
初日の私もアルコールが入り、すっかり打ち解けることができたのである。
この日のリキュールは、フランス産のフランボワーズリキュール。
リキュールの日の意味はイル・プルーが菓子作りに使っているものを
味わってもらいたいということもあるようで、
この日のフランボワーズリキュールはフランスの最高級品との説明があった。
リキュールの日の意味はイル・プルーが菓子作りに使っているものを
味わってもらいたいということもあるようで、
この日のフランボワーズリキュールはフランスの最高級品との説明があった。
まずはそのままで頂く。香り高く、一口口に含むと、芳醇な果実の甘さと酸味が広がり、
なめらかな舌触りと相俟って、最高級ポルト酒を思い出させる。
なめらかな舌触りと相俟って、最高級ポルト酒を思い出させる。
これに出来立てのピザが供される。
ピザ生地はパイ風のさっくりとしたもので、ほんのりバターの風味を感じる。
具はアンチョビ入りのトマトソースに生トマトで、絶妙な火の通り加減が
トマトの甘みを引き立てている。
トマトだけを少し低温でじっくりと焼いてから、最後に生地と合わせているのだろうと
質問したが、最初から生地と一緒に焼いているそうである。
ピザ生地はパイ風のさっくりとしたもので、ほんのりバターの風味を感じる。
具はアンチョビ入りのトマトソースに生トマトで、絶妙な火の通り加減が
トマトの甘みを引き立てている。
トマトだけを少し低温でじっくりと焼いてから、最後に生地と合わせているのだろうと
質問したが、最初から生地と一緒に焼いているそうである。
さらなるリキュールの楽しみ方が披露される。この最高級フランボワーズリキュールを
シャンパンで割る。いわゆる「キール・インペリアル」である。
フレンチレストランでオーダーするなら2000円近くはするであろう
このカクテルを、講師も「まだたくさんありますよ、飲んで!飲んで!」と
明るくふるまうので、みな、2-3杯は飲んでいたようである。
シャンパンで割る。いわゆる「キール・インペリアル」である。
フレンチレストランでオーダーするなら2000円近くはするであろう
このカクテルを、講師も「まだたくさんありますよ、飲んで!飲んで!」と
明るくふるまうので、みな、2-3杯は飲んでいたようである。
こうしてイル・プルーの顧客取り込み戦略にはまり、ファンとなっていくのである。
東商ゼミ(5)(6) ― 2010/10/08 18:42
東京商工会議所主催の創業ゼミナール(全8回)、5-6回。
第5回のテーマは
<シミュレーション>資金・収支計画表の作成と検証
<シミュレーション>資金・収支計画表の作成と検証
このゼミは第1回から最終回まで東京信用保証協会の
「創業支援融資保証制度(通称:ウィング)」の担当者が同席していることに大きな特長があるが、第5回はこの担当者による融資に関する具体的な説明があり、講座は融資を得るための知識とスキルを確実に身につけるという要素が強まってくる。
「創業支援融資保証制度(通称:ウィング)」の担当者が同席していることに大きな特長があるが、第5回はこの担当者による融資に関する具体的な説明があり、講座は融資を得るための知識とスキルを確実に身につけるという要素が強まってくる。
事業計画書、創業計画書をまとめるために次のポイントをおさえねばならない。
・設備資金と運転資金を分けて考える。
・概ね設備資金に自己資金をあて、運転資金を借入金とする調達方法がのぞましい。
・理にかなった売上計画を立てること。根拠のない算出ははねられる要素である
・支出の金額もきちんと計算し、収支計画を明確にする、
いわゆる資金繰りを理解すること。
・売上原価以外の販売管理費
(人件費/地代家賃/光熱費/原価償却費/支払利息/その他<広告宣伝・通信費・交通費等>を
きちんと計算し、把握しておくこと etc...
また、融資を首尾よく得るためには次のようなポイントがある。
・事業計画書に自分の思いが盛り込まれているか
・収支計画は無理がないか
・自己資金と借入金のバランスは1:3以内か
・保健所等の認可が取れているか 等々…
無論、創業者の人間性や創業時のスタッフ体制もきちんと審査するそうである。
第6回は個別相談会で、創業計画書の点検、融資に関する質問等、
マントゥーマンで相談でき、アドバイスをもらえるのである。
尚、このゼミナールに全8回出席し、事業計画書を提出すると、「修了証」が発行される。
これは、通常、東京信用保証協会が融資の審査を行う際に発行する「認定書」と同様の効力を持つそうで、こうした融資と直結した創業ゼミナールの体制が人気を高めている理由の一つなのであろう。
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